2007/02/10

円錐ウキの作り方(13)

自作:

円錐ウキの作り方(13)

最終塗装:

思いおもいに色塗りをしたウキへ最終塗装を施します。トップに蛍光色が入り、ウキの外観はほぼ最終形に近づいてきました。ただし、このままではテトラにこすったり、岩にウキをぶつけたりするとあっという間に傷が付いてしまいますので、ウキの表面を頑丈に保護するために最終塗装を施します。

■塗装はドブ漬けで行います。
ワタシはポリウレタン2液式(等分配合)の塗料を使用しています。ドブ漬けの写真は省略します(液が違うだけで見た目の写真は目ドメと同じようなものなので)。

【混合比等分のポリウレタン塗料】


二つの液を等分に混合する際、スポイトを購入して計るのも良いと思いますが、ワタシはスポイトなどを専用液で洗うのが面倒なので、フィルムケースを使い捨てています。ケースの内側にモノサシなどを当てて、深さを等分にマーキングしておきます。後はマークを目印にA液・B液を順番にケースへ入れればOKです。



ドブ漬け方式ですから、どうしても使い残しが出ます。分量をケチると漬けた時にトップまで完全に浸かりませんので、割り切って多めに混合します(分量の目安は他のドブ漬け時と同じ)。

【使い残しが硬化したウレタン樹脂】


■上塗りのドブ漬け(2回目以降)
ワタシは完全に硬化する前に上塗りできるものを購入したので、適度に硬化(15分~30分)させたら再度ドブ漬けして上塗り塗装を施しています。塗料のデコボコやクギへ余計な塗料が付いていたりすると後で削るのが面倒なので液ダレをしっかり切って硬化させます。クギの「際(きわ)」のところなどは、必要に応じて爪楊枝で塗料を巻き取るようにします。次に上塗りする予定なら多少の凹凸はカバーできますので、硬化が始まる前に手早く大胆に形を整えていきます。(最終塗装の場合は爪楊枝をなるべく使わないようにします。)

※塗料によっては、完全に硬化させてからでないと上塗りできないものがあるかもしれません。
エポキシはそのタイプと思います。その場合は、上塗りの塗料が定着しやすいよう、硬化後にサンディングしてから次のドブ漬けを行います。塗料のノリを良くするためにも必ずこの工程を経てから次のドブ漬けに入ります。(サボると上塗りした塗料が剥離して曇りガラスのように白っぽくなってしまいます。)

■最終成形と最後の塗装最後にドブ漬けを行う前に、ウキの表面を最終成形します。
特に重要なのは最上部と最下部です。この後の工程ではもう成形ができません(ただ削るのみ^^;)。成形を終えたら最後のドブ漬けを行い、状況が許せば、クギを持ってコマのように回しながら余分な塗料を落とします。

※最終塗装を終え、完全に硬化したらクギとの接点をカッターナイフなどで切り離します。この際、ドリルまたは旋盤を使用します。手に持ってその作業を行うと、まず「面」がきちんと取れません。塗装の目的はズバリ、傷・色の剥げ防止ですから、ラッカーのような柔らかい塗料では用をなしません。釣具店などで購入可能なもので言うとポリウレタン樹脂かエポキシ樹脂が候補となります。

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★ポリウレタン樹脂は比較的柔らかく、硬化が遅いので扱いやすいと思います。2液式(A液とB液を混ぜ合わせると硬化が始まるタイプ)のものが小瓶に入って売られていますので、とっつき易いと思います。ワタシは最近これを使っています。

★エポキシ樹脂は硬化すると非常に固く、頑丈です。今でこそサーフボードは素材や塗料が進化していますが、昔は(一体いつよ、昔って^^;)スチロールの芯にガラスクロス(ガラス繊維を格子状に編みこんだもの)を巻いてエポキシ樹脂で固めたものを使っていました。構造が簡単なので補修もハンドメイドで出来たものです。板(ボード)を壊したら、その壊れた箇所にガラスクロスを被せてエポキシ樹脂を塗り(空気が入っているとそこが弱くなるので空気を抜きながら塗っていきます)、硬化したらペーパーで表面を平らにならすだけでした。

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エポキシの最大の難点は、硬化が早いことです。2液式のものを一度混ぜ合わせてしまえば、密閉しようが何をしようがどんどん硬化します。ウレタンはフィルムケースに入れて半日程度はもつのですが、エポキシはそうはいきません。従って、てきぱき手際良く(塗装するウキを全部揃えておいていっぺんに)塗装を施すことが求められます。反面、ウレタンに比べてサンドペーパーで削るのに一苦労するほど固く仕上がります。どちらを選ぶかは好みかと思います。とりあえず、最初に使いやすいのはポリウレタンです。

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紫外線硬化型のボード修理剤を表面塗装に試してみました(意外に固く仕上がり、水研ぎにも耐えます)。乾燥晴天でないと硬化しないので・・・良し悪し^^;

(続く)

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