2007/01/27

円錐ウキの作り方(8)

自作:

円錐ウキの作り方(8)

目ドメ(下塗装):

■ウキ表面の凹凸を取り去ります。



サンドペーパー(ワタシは#240、#400を主に使用)で丁寧に表面の凹凸を落としていきます。細かい番手でつるつるに磨くより、表面が多少ざらついた方が塗装のノリは良いようです。鉛の削りカスが木材面に付くと、せっかくの綺麗な木目が黒く見えなくなってしまいますので、ティッシュペーパーなどでこまめに拭き取りながらペーパーがけを行います(木目を出さない色塗りを行う場合は神経質になる必要はないと思います)。

■サンディングシーラーへのドブ漬け

【ホームセンターなどで数種類販売されています。】


サンディングシーラー剤をカメラフィルムケースに適量(6~7分目)入れます。(硬化しますので小出しに。漬け終わったら密封。)

※換気に十分注意します。

【こぼれないように】


気泡が見えますが、サンディングシーラー剤へのドブ漬けでは神経質にならなくても大丈夫です(この後の工程では気泡厳禁)。

【気泡は多少あってもOK】


ウキをドブ漬けしていきます。ゆっくり漬けて、ゆっくり取り出します。空気の玉が付くと表面にまた凹凸が出来てしまいます。ドブ漬けを繰り返す場合は、1~2時間おいてから行います。


サンディングシーラーは完全に固まっていなくても次のドブ漬けが可能です。前の塗装を溶かしながら定着するようです。液ダレが止まるまで待ちます。液ダレが止まったら、乾燥させます。
【液ダレに注意】



■乾燥(硬化)させます。
ワタシはハンガーと洗濯バサミで専用の吊るし具を作りました。


吊るす時、下にこぼれ落ちても良い場所で行います。もしくは、新聞紙などを適宜敷いておきます。



■クギに接する箇所、ウキの上下先端部分がクギに固着しないように、できれば毎回ペーパーを掛けます。
前の工程と同様、ペーパーを小さく切って立てるようにしてエッジを作って切れ込みを入れるようなイメージでクギとの接点を切り離しておきます。ワタシは、替刃に取り替えた新しい刃のカッターナイフで切り離すようにしています。塗装を剥がさないようにゆっくり慎重に行います。
【この箇所のこと】


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★ドブ漬け工程で表面に凹凸があると、何回重ねてドブ漬けしても表面が平らになりません。色塗りをする時に、必ず仕上がり品質が落ちます。前の工程で表面の凹凸を出来る限り落としておきます。(サンディングシーラー剤へのドブ漬けが終わったところでも多少は修正可能。)
★ドブ漬けを多く行うほど表面は平らに仕上がりますが、重くなります。ワタシは大体2回か3回にしています。1回目のドブ漬けは木材が液を吸い込みますので硬化した後でデコボコに見えますが、次のドブ漬けでつるっと綺麗になってきます。
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■ラッカーへのドブ漬け
ラッカー剤を適量入れたフィルムケースへウキをドブ漬けします。ラッカー剤はサンディングシーラーと違って、前回の塗装を完全に硬化させてから次のドブ漬けを行います。(逸る気を抑えて、一晩過ごします。)サンディングシーラーより、空気の「ダマ」が出来やすいので、ドブ漬けの動作をゆっくり行うのが肝要です。※面倒ですが、ドブ漬けを繰り返す場合は、硬化した後にペーパーをかけてから次のドブ漬けを行うとノリが良いようです。ワタシはラッカーのドブ漬けは1ないし2回で済ませています。最後のドブ漬けを終え、完全に硬化したら、色ノリが良くなるように細かい番手のペーパーがけを行います。サンディングシーラーかラッカー剤かどちらかへのドブ漬けを省略できるように思いがちですが、両方行うと必ず仕上がりに貢献します。サンディングシーラーを省略すると、木材に含まれていた空気が出てきて、ラッカーへドブ漬けした時になかったダマが後から出来たりすることがあります。
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★ここまでの目ドメの工程が仕上がりを左右します。綺麗な仕上がりのために「硬化の時間をしっかりとる」ことがコツです。
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(続く)



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